マキベリーはチリ原産のホルトノキ科の常緑樹の果実で、直径約6mm程度の濃い黒紫色をしています。

この果実の見た目はブルーベリーによく似ていますが、ブルーベリー同様にビタミンCや鉄分、カルシウムなどのビタミン・ミネラルも豊富な果実です。

中でも、マキベリーには、濃い紫色の色素にたっぷり含まれるアントシアニンを初めとした抗酸化物質のポリフェノール類が豊富に含まれています。

その含有量はポリフェノール(アントシアニン)の宝庫といわれるブルーベリーやアサイーを大きく凌ぐほどです。

しかも、この果実に多く含まれるのはアントシアニンの中でも特に抗酸化力の強いとされるデルフィニジンと呼ばれるものなので、毎日摂取することでアントシアニンによる様々な健康効果が期待できます。

たとえば、体内に活性酸素が過剰になると、血液中に多く存在するコレステロールや中性脂肪を活性酸素が酸化させて過酸化脂質という物質をつくります。

過酸化脂質は血管壁に付着して血流を悪化させるとともに、動脈硬化を進行させます。

動脈硬化が進行して血管の弾力性が失われると、血管に血栓ができやすくなり、脳卒中や心筋梗塞を発症しやすくなるので非常に危険ですが、マキベリーのデルフィニジンがその高い抗酸化力で有害な活性酸素を減らしてくれるので、こうした生活習慣病で命を落とすリスクを下げる効果が期待できます。

一方、紫外線やストレスのなど影響を受けると、肌の細胞に活性酸素が増加します。肌の内部に発生した活性酸素は紫外線のなど刺激によって作られるメラニンを酸化させるので、肌の内部に活性酸素が増えるとシミが増えやすくなります。

また、活性酸素は皮膚の細胞にダメージを与えて新陳代謝を低下させるので、肌の水分や弾力が失われてシワやたるみなどが目立つ老化した肌になってしまいますが、マキベリーはこうした肌の活性酸素も減らしてくれるので、アンチエイジングや美白にも大きく貢献してくれるのです。

その他にも、マキベリーには炎症を抑える作用や糖尿病の予防効果、ウイルスの増殖抑制など、様々な効果があるとの研究データがあります。

このように、良質なアントシアニンが豊富に含まれるマキベリーには、様々な要因で人間の体内で過剰に増えやすい活性酸素を取り除き、活性酸素による様々な害を軽減することで、美容と健康に有益な効果をもたらしてくれます。

現時点では、日本でフレッシュな状態のマキベリーを入手するのは困難ですが、その栄養素を極力損なわないようにフリーズドライして粉末化したパウダータイプの健康食品が自然食品店やネット通販などで比較的入手しやすいので、こうした食品を利用することをお勧めします。